脊髄小脳変性症の症例


脊髄小脳変性症 50歳代女性AZ

07年8月12日、脊髄小脳変性症 50歳代 女性AZ 愛知県から来院。
 06年9月頃歩行の異常を感じる。
 07年初め脊髄小脳変性症と診断される。
 ごく初期で、講音障害は感じられないが本人は話しにくいとい言う。字は少し乱れる。自立歩行で一秒以上の片足立ち、右脚はできる。つぎ足歩行は出来るとはいえない。といった状態。
 4日で8回施術。
 最終日、「朝起きるときどっこいしょといった感じだったか、すっとおきれた。」と話す。
◆9月8日、2度目の来院。2日で4回施術。
 疲労の感覚が消失しているタイプなので、疲労が回復する気持ちよさを感じられずただ痛いだけだった。4回目の施術途中で、少し気持ちいいかもしれない感じがすると話す。疲労の感覚が回復してくるのかもしれない。
◆9月22日、2日の予定で3度目の来院。
 低血圧(80)が改善し、血圧が正常(120)になる。
◆10月13日、4度目の来院。 2日で4回施術。
◆10月27日、5度目の来院。 2日で4回施術。
◆11月10日、6度目の来院。 2日で4回施術。
◆11月24日、7度目の来院。
 疲労の感覚が回復してきたようで、施術が気持ちよくなったという。また、今まで感じたことのなかった、肩とかふくらはぎが重く感じるときがあるという。
◆12月8日、8度目の来院。
◆12月22日、9度目の来院。
 昼食後気分が悪くなったと話す。詳しく話を聞くと、3カ月ぐらい前から始まったという。最初は時々だったが、頻繁に起きるようになったと話す。その時は肩から首にかけてのコリが激しく頭痛もすると話す。本人は気付いていないが、今回は30秒ほど意識がなかったと家族の方が話す。SCDでこのようなことが起こるのは考えられない。構音障害がぶり返していて、少しろれつが回りにくくなっていたので、もしかしたらと、脳梗塞のつぼを押してみると非常に痛いという。身内に脳梗塞の人がいないか尋ねると、母親が脳梗塞とのこと。帰る日の話だったので、このまま帰ると大変なことになると思って、脳梗塞のつぼだけを2時間施術した。施術途中で言葉が聞き取りやすくなった。本人も「あら、言葉が話しやすくなった」という。
08年
◆1月26日、10度目の来院。
 やはり食後に調子が悪いと話す。また疲れるとふらふらがひどくなるという。症状がひどくなっているので、病気が進んでいるのではないかとの不安が強い。隠れていた症状が出てきたもので、血圧の調整がうまくできない状態になっている。このような症状は自然経過で無くなる。本人とか家族の方が不安に思うのはよくわかるが、隠れている症状はすべて出てくるので、信じて待ってもらうしかない。
◆2月9日、11度目の来院。
 血圧が不安定な状態はまだ続いていると話す。
◆3月22日、12度目の来院。
 強度の食後低血圧がなくなってきたと話す。前回の施術後、少しの間だけだったがまったく正常に歩けたと話す。
◆4月19日、13度目の来院。
 パーキンソニズムが出ているようで、突進歩行が起こると話す。
◆5月24日、14度目の来院。
◆6月21日、15度目の来院。
◆7月19日、16度目の来院。 
 パーキンソンの症状が強くなっていた。
 3日で5回施術。
◆8月23日、17度目の来院。
 前回のパーキンソンの症状に代わって、全身に力が入らない症状で、歩行がきわめて困難になっていた。 「定期健診で症状の進行が早いですねと言われた。また、MRI画像で見ても委縮が進んでいると説明された。」等話す。
 AZさんの症状が、小脳の委縮が進んだ結果の四肢の随意運動失調なら、どのような条件でも随意運動が失調するはずです。
 そんなことはないと仰臥位なってもらい、重力がかからない状態で足を動かしてもらうと正確に動く。このことから、これは隠れていた症状が出てきているもので、抗重力反射という脊髄反射が障害されている状態であることを説明。
 施術後、症状は明らかに改善され、介助は必要だが駅まで歩いて帰られた。
 回復途中で隠れた症状が発現した場合、比較的短期に症状は治まってきました。仰臥位でかなり正確に足が動くので、他に隠れた症状がなかったら、出口は近いことが考えられます。
 以前なら、正常な日常生活が送れるような状態になったとき、「よかったですね、誤診だったようです。」で終わったと思います。しかし現在は違います。一度萎縮した脳は回復しないので、MRI画像にはっきりと小脳委縮の痕が残ります。したがって、誤診で済ますわけにはいかないでしょう。
◆9月20日、18度目の来院。
 全身に力が入らない症状がかなり改善してきた。
◆10月18日、19度目の来院。
◆11月1日、20度目の来院。
◆11月15日、21度目の来院。
◆11月29日、22度目の来院。
◆12月13日、23度目の来院。
2009年
◆1月17日、24度目の来院。
 1泊2日で4回施術
 歩行に改善の兆しが見えてきた。
◆2月14日、25度目の来院。
 施術後、まだかなりふらついてはいるが「今までとは感覚が違ってきた」と話す。
◆3月28日、26度目の来院。
 まだ全身に力が入らない症状が続いていた。
 

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