脊髄小脳変性症の症例


多系統萎縮症(オリーブ橋小脳萎縮症)50歳代 男性Q

06年6月6日、多系統萎縮症(オリーブ橋小脳萎縮症) 50歳代 男性Q 6日間の予定で山口県から来院。
04年6月ごろ異常を感じる。
04年10月脊髄小脳変性症と診断される。
言語障害・話しづらそうに聞こえるが言葉は全て聞き取れる。
手の障害・書字はかなり乱れるが読める。
足の障害・自立歩行、杖は使っていない。方向転換できる。先日初めて方向転換で転倒する。
その他の障害・起立性低血圧。睡眠時無呼吸症候群のため夜間人工呼吸器(CPAP)装着。
6月7日、力加減のコントロールができず体が動きすぎる現象がおきる。
  8日、体が動きすぎる現象が少し治まる。障害物の無い直線を歩く時は、奥さんとおなじ速さで歩ける様になった。
上記のような経過で6月11日まで6日間で10回施術の結果、言語障害については本人の感想として、以前は言葉を選んで一生懸命話していたが、話すのが楽になって自然な会話が出来るようになったと話す。 手の障害については、指鼻テストがよく出来るようになった。 以前は歯磨きの時、歯ブラシが唇とか歯ぐきを突いていたが、それがなくなったと話す。足の障害については、歩行時、以前は周囲の景色を見る余裕は無かったが周囲が見れるようになったと話す。等症状が改善し、7月と8月の予約をとって帰えられた。
◆7月6日、9日までの予定で2度目の来院。言語障害と歩行時のフラフラ感がぶり返したとの事。施術後、前回は何も感じなかったが今日は施術途中から体が温かくなってきたと話す。
 4日間で8回施術。 唾液が出すぎるのでしゃべりにくいと話すので、顔面を施術すると唾液の分泌が正常になった。そのほかには外見上大きな変化は見られなかった。病院でリハビリのとき運動機能テストで手足の運動機能が大きく改善しているので先生が不思議がっていたと話す。
◆8月10日、3度目の来院。前回、帰ってから今日までフラフラがひどく言葉も聞き取りにくくて、非常に調子悪かったと話す。「運動障害が軽くなったので注意せずに行動しているのではないですか」と尋ねると、「話すときも行動も以前のような一生懸命ではなく、無意識に行動している」と話す。
 3泊4日で8回施術。言葉はほとんどが聞き取れるようになる。障害物の無い広い所を歩いていると、正常な歩き方で歩行障害があるようには見えない。 等の改善がみられた。
◆9月8日、4度目の来院。 言葉が聞き取りやすくなり、声にハリが出てきた。足の裏にずっとジンジン感があったが、無くなったと話す。
◆10月12日、5度目の来院。言葉が聞き取りにくくなっていた。また歩行時大きくふらついて、危なっかしい歩行になっていた。
 3泊4日で8回施術。施術ベッドで姿勢を変えるとき、手足が大きく動きすぎていたのが 治まってきた。施術が終って帰るのを大阪から来院のTさんが見て「山口の方は歩き方がしっかりしてきましたね」と話す。
◆11月16日、6度目の来院。止まったとき後ろに倒れると話す。注意深く観察すると、かかとで歩いていることがわかった。歩行障害改善のよいヒントが得られた。
 3泊4日で8回施術。 かかと歩きが少し改善する。小さい字が書けるようになった。
07年
◆1月20日、8度目の来院。やはりよく後ろに倒れるという。
 3泊4日で8回施術。ヒザ、踵テストはかなり正確になってきているのにおかしいといろいろやってみて、帰る直前になってやっと原因の筋肉がわかる。その結果、後ろに倒れなくなった。また、歩行時今までのロボット歩きでなく、ひざを曲げて歩けるようになった。
◆ 2月17日、9度目の来院。前回帰って1週間程よかったが、また後ろに倒れるようになったと話す。前回の方法は無効だった。4日で8回施術。
 SさんXさん同様、軽く手を添えると問題なく歩けるが、手を離すと歩行困難になる。運動神経は回復しているのに何が足りないのかと、いろいろ試してみる。3日目の午後、首筋の施術方法を少し変えてみると、後ろに倒れなくなった。
◆3月16日、10度目の来院。 後ろに倒れるのはなくなったが、調子が悪いと話す。ベッドで姿勢を変えるとき足が大きくぶれる「足の動きすぎ」が再発していた。いろいろ話しているうちに、「コレステロールを下げる薬を飲み始めた、その薬を飲むと便秘とか排尿困難が強くなった」と話す。便秘が強くなるのなら運動機能に関係している可能性も考えられる。
 4日で8回施術。運動機能が前回ぐらいまで回復し、足の動きすぎが治まった。
◆4月21日、11度目の来院。
 4日で8回施術。大きな変化は無かった。
◆5月 23日、12度目の来院。
 4日で8回施術。大きな変化は無かった。
◆6月19日、13度目の来院。 4日で8回施術。
 排尿障害が改善され、出やすくなる。また、残尿も無くなる。それに代わって今度は頻尿になる 。
 歩行にも変化があり、障害物の無いところでは、まだ少し幅広歩行ではあるが歩行が安定してきた。
◆8月8日、14度目の来院。 3日で6回施術。
◆9月23日、15度目の来院。 3日で6回施術。
 まだかなりふらふらしてはいるが、幅広歩行の幅が少し狭くなる。言葉がかなり聞き取れるようになる。
◆10月27日、16度目の来院。 4日で8回施術。
 ときどき手を引いている奥さんにもたれかからずに、一人で歩くことがある。
◆12月7日、17度目の来院。
 先月中ごろ、急に200を超える高血圧になり頭痛がすると思ったら、今度は異常な低血圧(65-40)になるという、急激な血圧の変動があった。高血圧は一週間ほどで治まったが、異常な低血圧はまだおさまっていない。と話す。
 自律神経が外気温に反応し始めたことで、更年期障害のような反応が発現しているものと推測される。本人は大変だとは思われるが、感覚が正常になりつつあることが推測され、歓迎される反応です。
08年
◆1月25日、18度目の来院。4日で8回施術。
 血圧の急激な変動は少し治まってきた。血圧の変動は、それまで分泌を止めていたホルモンが再び分泌をはじめ、その調節がうまく行えないために起こっていることが推測される。
◆3月14日、19度目の来院。 4日で8回施術。
 まだふらふらはしているが、歩行が安定してきて、転倒の心配がなくなった。
◆4月14日、20度目の来院。
 血圧の急変動は収まっていると思っていたが、話をよく聞くと、まだおさまっていなくて、気分が悪くなることがあると話す。
 しかし現在は、血圧が高くても140、低い時でも80を切ることはなくなったと話す。
 運動失調の回復過程は、調子が良い時は以前より良く、調子が悪くなっても以前ほどは悪くならない、といった過程で回復していくもののようですが、血圧の変動も同じように、急激な変動の差が縮まっていく形で治まっていくようです。
◆6月18日、21度目の来院。
◆10月25日、22度目の来院。
◆12月27日、23度目の来院。
 4日で8回施術。
 ふらつきが少し治まってきた。本人も改善効果が自覚できた。
2009年
◆2月14日、24度目の来院。
 
 

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