脊髄小脳変性症の症例


多系統萎縮症 70歳代 女性X

06年9月11日、多系統萎縮症(オリーブ橋小脳萎縮症) 70歳代 女性 10日間の予定で鹿児島県から来院。
 1年半くらい前から呂律が回らなくなる。歩行もふらふらする。字も賭けなくなる。06年8月多系統萎縮症と診断される。
  現在 自立歩行は出来ない(家の中で2〜3メートルなら歩ける)。声は発生できないようで小さく聞き取れない。箸を使って食べている。食事の時むせる。トイレが近い。
10日間で19回施術。会話は電話で家族と話しても聞き取れる。階段の上り下りは危ないが平地なら片手を引いて杖を使って安定した歩行が出来る。眼振がなくなる。など症状が改善する。
◆10月8日、2度目の来院。9日間で16回施術。
 まだ片手を引いて杖を使っての歩行だが、すり足、すくみ足が軽くなって歩行が少し滑らかになる。頻尿が改善しトイレが我慢できるようになる。顔に表情が出て生き生きしてくる。
◆11月18日、3度目の来院。6日間で10回施術。
 前回はホテルの部屋で杖を使って歩いていたが、杖を使わずに歩けるようになる。
◆12月13日、4度目の来院。11日間で20回施術。
 軽く手を引くだけで歩けるようになる。 室内で障害物がなければ、ゆっくりとだが自立歩行が出来る。
07年
◆1月11日、5度目の来院。前回帰ったときより、歩行がよくなっていた。自宅でリハビリを良く行っていると話す。急用が出来て2日間の施術で切り上げて帰る。
◆2月5日、6度目の来院。 10日間で20回施術。
 すり足でなく、足を上げて歩くようになる。しかし今までの経験では、ごく初期に起こる手足の動きすぎ現象が、今ごろになっておこってきた。 軽く手を引くと歩けるが、手を離すと自立歩行が困難になる。
◆3月25日、7度目の来院。5日で8回施術。
 動きすぎが少し治まってきた。体が良く動くようになった感じがすると話す。
◆5月12日、8度目の来院。動きが非常に悪くなっていて、両手を引いても歩行が困難といった状態。
 8日で14回施術。筋肉反射の亢進がみられ、立っているのが困難な症状が発現していた。この症状は回復が早く、日ごとにヒザに力が入るようになる。のどを締め付けられる感じがなくなって話しやすくなる。
◆7月6日、9度目の来院。前回帰ってから調子が良かったが、最近又悪くなり自信を無くしていると話す。
 4日で6回施術。
 脚の動きがよくなり正確に靴が履けるようになる。また、数メートルなら自立歩行ができるようになる。まだ、軽い歯車現象が残っているが、隠れていた症状が全て出尽くしたようなので、これ以後は順調に回復 していくはず。
◆10月6日、10度目の来院。
 9月中旬に、「よく転倒するようになり非常に調子が悪い、症状が悪化しているのでしょうか。」というメールがはいり、「この病気は良かったり悪かったりを繰り返しながら回復していきます。」という回答をしていたが、会ってみるとすくみ足の症状が出ていた。動きすぎの症状、立つことが困難な症状に続いてすくみ足の症状と次々と隠れていた症状が発現してくる。これは、これほど多系統にわたって障害が及ぶまで運動障害が発現しない、健康な体質の持ち主ということです。
 付き添いの家族が、9月ごろに比べて最近は転倒しなくなってきたと話す。これは、7月に立つことが困難な症状が治まりかけていたが、その後、自然経過としてすくみ足の症状が発現しそれが収まりつつあるということです。
 3日で4回施術。
 両手を引いて、すくみながらの歩行だが、引いている手は軽くほとんど自力歩行の状態。
08年
◆1月12日、11度目の来院。前回より歩行に安定感がみられた。
 3日で5回施術。
 歩行時の歩幅が少し大きくなった。
◆8月18日、12度目の来院。
 以前に一度発現して治まっていた、膝に力が入らず立つことが困難な症状がまた発現していて、介助があっても歩行が困難な状態になっていた。
 3日で4回施術。
 ひざに少し力が入るようになった。
◆9月23日、13度目の来院。
 まだまだ歩行はおぼつかないが、歩行時の足取りが少ししっかりしてきた。
 リハビリ専門の病院に通い始めた。その施設での検査で、小脳と脳幹が萎縮しているにもかかわらず、仰臥位で足を動かすと正確に動くのでリハビリの先生が不思議に思っていると話す。
 ひざに力が入らないのは、抗重力反射という脊髄反射が障害された症状があらわれたものです。小脳症状と言われている運動失調はほとんど回復しているため、重力がかからない状態では足が正常に動くのです。
◆11月16日、14度目の来院。
 前回帰った時より運動機能が改善していた。リハビリの効果があらわれている。
 

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